質問者が感じる日本の家は、「3階建てでも台湾の2階程の高さではないか。部屋の中も天井が近く家具も低い気がした」そうだ。日本人の身長に合わせて家や家具を作っているのか、誰かに確認したくなったという。質問者がベストアンサーとして選んだのは「日本の一戸建ては木造が多く、法律で高さなどが詳しく決められている」という内容で、地震の発生も想定しているという答えだった。
続けて、戦前の日本人は仏教の教えで肉類を食べる習慣がなかったとし、「海産物でたんぱく質を摂っていたので量が足りず、身長はさほど高くならなかった」と説明。明治時代は身長160センチの青年男子は背が高い方、とわかりやすく例を挙げ「高身長ではないので、家屋も家具も大きくしたり高くしたりする必要がなかったのだ」とまとめた。
この回答者は、日本のテレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』(朝日放送)を見ているとのこと。匠(たくみ)と呼ばれる大工たちが家屋のリフォームを手がける番組なので、視聴していることは建築物に興味がある人物なのだろう。日本の家屋や住宅事情など様々な雑学をインプットしており、日本家屋と家具が高くないと訴えた。
台湾の人々の間で話題になる日本人の住居。実際に低いのかなど、背景や歴史を調べて情報を得たり、世界の国と比較するなどしたら、我々日本人も知らないような意外な発見がありそうだ。
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