記事は「日本の街では日常的に行列に並んでいる人を見ることができる。特にテーマパークや人気レストラン、ブランドショップなどで行列ができ、何時間も待つこともしばしばある」と紹介。日本人の行列好きは決して天性のものではなく、小さい頃から家庭や学校において教育されてきたものであるとしている。
中国における行列はストレスが溜まるものであり、割り込んだり、後ろから押したりといった光景がよく見られるという。記事は「しかし、日本で行列に並ぶと嬉しさと希望を感じることができるのだ」として、その理由を3つ挙げている。
1つ目は「みんなが本能的に行列の一番最後に並ぼうとし、秩序が保たれている点」とした。長い行列になると店やイベントの主催者が「最後尾」の看板を持った人員を立たせ、客に列の最後部に並ぶよう呼びかけるとともに、行列が乱れることを防ぐと説明した。2つ目は「日本における行列は、他人に対するリスペクトであるのみならず、自らを尊重するための表現である」点を、3つ目は「長い行列に並ぶことにより、貴重な体験ができる、おいしいものが食べられるという期待感、それが実現した時の幸福感が味わえる」点を挙げている。
行列を作り順番を守るのは、社会の営みを円滑に進めていくための知恵と言える。みんなが自分の事ばかり考えていては、きれいな行列はできないのである。
【関連記事】
日本には始皇帝陵より巨大なお墓がある! しかも盗掘されていない! =中国メディア
愛国心で中国産バイクを買ったらすぐに壊れた・・・日本製にかなわない理由が良く分かった=中国メディア
日本の航空会社の「神対応」、乗客を引きずり降ろした航空会社・・・この差はなんなんだ!=中国メディア
日本のオバちゃんが、中国のオバちゃんと大きく異なる点=中国メディア
卓球で快進撃みせた平野美宇を、中国のネットユーザーが「恐ろしい」と感じた理由