記事は「ここ数日、中国のバスケファンは日本の女子バスケに思い知らされた。アジア杯ではほぼベストメンバーの中国が、中心選手2人を欠く日本に逆転負けしたうえ、日本は世界ランク4位のオーストラリアを倒して優勝したのだ」と紹介。日本と中国の実力差は開きつつあり、昨年のリオ五輪以降その傾向が顕著になっているとした。
そのうえで、中国のバスケファンやメディア、選手や監督が日本の女子バスケに抱きかねない誤解が2つあると指摘。その誤解とは「日本の強さは帰化選手や外国人を親に持つ選手頼み」、「体格上の制約や伸びしろが少なく、欧米の強豪に打ち勝つのは難しい」であると伝えた。
記事は「日本代表は確かに背は低いが、機動力はとても高い。もっとも恐るべきは、十分なマッチアップ能力とフィジカルを持っており、全体的なディフェンス力が最後まで保たれることだ」と説明。また、日本の女子バスケが中国に対してアドバンテージを持っている点として「中学校、高校の部活動の充実に起因する、素材選びでの優位性」、「体格で劣ることから常にチャレンジ精神を持てる、心理的な優位性」、「基本技術の優位性」、「マッチアップを恐れない優位性」、「ディフェンスの優位性」の5点を挙げて説明している。
サッカーにしろ、女子バスケにしろ、中国のスポーツ界が抱えている問題は、ユース育成の方法だ。青少年を育てる体制と環境を整えるのは、すぐにできることではない。数十年という長い目で見て取り組まなければならない課題だ。
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