記事はWHOが発表した統計で、日本人の平均寿命が20年連続で世界一となり、55-64歳の男性における心疾患の死亡率が10%未満、肥満率が4%に抑えられていることが明らかになったと紹介。日本人が世界で最も長寿な理由は、医療の水準や保障が充実している以外に、8つの「法則」が存在するとした。
最初の4つは「味付けは薄めで、食材本来の味を大切にすること」、「塩の摂取を少なくすること」、「緑茶を多く飲むこと」、「太陽とともに生活すること」だ。「太陽とともに生活すること」では、日の出から日没まで作業をする画家のほうが、昼夜を問わず原稿にかじりつく作家よりも長生きであるという話を紹介したうえで、不規則な生活や睡眠不足が疲労や身体を蝕む各種のリスクを高めると説明している。
後半の4つは「魚をよく食べること」、「何事も『8掛け』が大切であること」、「メタボ検診制度の充実」、「清潔を愛すること」を挙げている。「8掛け」については、心拍数は0.8秒に1回がベストで、塩分も小さじ1杯のところを0.8杯にすることで食材の味が引き立つほか、腎臓への負担も軽くなる、食事は腹八分目で止めておくのがいいと紹介した。
日本人の養生法が良いからといって、それに縛られてしまえばストレスを貯めることになる。ストレスが溜まってしまえば、せっかくの良い習慣も逆効果だ。世の中にはありとあらゆる「養生訓」が存在するが、その大前提は「ゆったり構えて多少のイレギュラーは許容すること」なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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