記事は「韓国観光公社が16日に発表した報告書によると、日本人の海外旅行目的地調査では韓国の順位が下がり続けている。
一方で、同公社が今年1-9月に韓国の成人1000人を対象に実施した「来年行きたい海外旅行先」に関する調査では、日本が21%でトップとなり、2位のベトナム・タイ(各7.6%)、4位の米国(7.2%)、グアム、サイパン、オーストラリア、香港、マカオなどを大きく引き離す結果になったとした。そして「このようなデータが、『日本人は韓国旅行が嫌いなのに、どうして韓国人は特に日本を旅行したがるのか』と韓国メディアの首を傾げさせたようだ」と解説した。
記事はまた、日本側、韓国側の調査結果のいずれにも中国大陸が出てこないことに着目。「日本人にしても、韓国人にしても、中国旅行が好きではないということだ」と指摘している。
記事の言う「韓国メディアが抱える疑問」は、実は中国にも当てはまるのだ。中国のネット上ではしばしば「どうして中国人はこぞって日本に行ってたくさんのお金を使って帰ってくるのに、日本人は中国に行きたがらないのか」といった内容のメディア記事を見かける。
日本人は中国と韓国に行きたがらず、現状では中国人は韓国に、韓国人は中国に行きたがらず、どちらとも日本に行きたがる。観光収入が増えるという点では日本にとって悪くはない状況であるが、東アジア各国の市民の相互理解を深めるうえでは、互いの往来がもっと盛んになるべきではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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