記事は、アニメの「ドラえもん」を見ていると、のび太がジャイアンとスネ夫によく野球にかり出されるシーンがあると指摘。日本の男の子はなぜこんなに野球が好きなのか、と中国の日常にはない1コマを不思議そうに伝えた。
続いて、野球に詳しくない中国の読者に向けて、野球というスポーツについて「棒で球を打つ団体競技」と解説している。ある調査では、日本人の好きなスポーツランキングで野球は19年間トップを保持し続け「絶対的な立場」を保持していることから、中国で言えば「卓球にあたるスポーツ」とも説明した。
野球は米国でも根強い人気を誇っており、中国で広まっていないのは不思議である。しかし記事によると、日本と米国では特に野球人気が高いが、世界的にみるとそこまでの人気はないという。世界では7番目に人気のスポーツという調査もあると紹介した。
では、なぜ日本人は野球が好きなのか。記事は、日本は戦火の絶えなかった欧州と違い、戦国時代があまり長くなかったため大部隊で戦うことに長けておらず、1対1で行う剣術が強くなったと指摘。
ボールを打つ動作と剣術が似ているから、武士道と関係があるというのはあまりに突飛な発想だが、日本人にとって野球が特別なスポーツであることに間違いない。いずれにしても個人競技が得意な中国人には、野球は性に合わないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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