記事は、国土交通省が22日に開いた会議で、日本橋の上を通る首都高速道路を地下に移設するプロジェクトについて、コースのプランを決定したと紹介。約1.2キロメートルの地上部分を撤去し、地中に約700メートルのトンネルを新たに掘り、既存の同高速道路八重洲線の地下部分とつなげる計画であるとした。
そのうえで、「地下には上下水道、電力、通信、ガスなどのインフラが網の目のように張り巡らされているうえ、地下鉄線も複数通っている。それゆえ、日本メディアはとても難しい工事で、総工費は数千億円に達する見込みだと伝えている。一方、地下化が実現すれば日本橋周辺の景観はより美しくなり、多くの利益を生むことになる」と紹介している。
また、工事は2020年の東京五輪後に始まり、完成までには少なくとも20年以上の歳月がかかる見込みだと伝えた。
「1.2キロ区間を20年以上かけて工事」というのは、猛スピードでインフラ整備を進めてきた今の中国にとっては大きな驚きかもしれない。中国のネットユーザーからは「これは中国だったらあっという間だろうな」、「さすがは匠の精神の日本。この総工費と工期を見たら、マリアナ海溝まで掘ろうとしているのかと思ってしまう」、「20年かけてトンネルを作った時には、世界の乗り物がみんな空を飛び始めているかもよ」など皮肉を交えた感想が見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
こんなの日本でしか見られない・・・日本でスゴいなと感じたこと=中国メディア
中国で売られている日本車のある装備を見て「すごいな」と感じた=中国メディア
桜が織りなす日本の「ピンク色の川」を見た中国ネット民「見て! ウチの川なんて抹茶色だよ!」
中国人が日本のエアコンを見て驚いた! 「どうしてこんなに・・・」=中国メディア
コンパクトなのに驚くほど豊かな観光資源・・・中国人が日本に行きたがる理由=中国メディア