記事は、トヨタなど日本の自動車メーカー8社の昨年の世界生産台数が過去最高を記録したとする日本メディアの報道を紹介。
そのうえで、日本の自動車メーカーにあって、中国のメーカーにない重要なポイントを3つ挙げている。1つめは「口コミ」だ。記事は、中国車の国外での評判は思っているほど高くないとしたほか、国外はおろか中国国内においても多くの人が合弁メーカー車や輸入車のほうがいいと考えていると指摘。この状況が国産車の海外発展を阻害する要因にもなっており、中国メーカーは国内、国外の両方で知名度と評判を高めていく必要があると伝えた。
2つめは、サービスの質である。中国国内の自動車整備拠点のサービスも決して悪くないと思っている人も、外国に行ってみればその差が本当に大きいことをすぐに悟るとし、特に、アフターサービスの質にかけては中国車は日本車と比較することが難しいほどの差があるため、世界で多くの人が日本車を選ぶのだとしている。
そして3つめは、コストパフォーマンスだ。中国車というと廉価なイメージがあるが、世界という舞台で考えると日系車の方がよりコスパが高いと指摘。中国車は外国に行くと様々な条件的な制約を受けることで価格の優位性が失われてしまうのだと論じた。
記事は、最後に「総じて、中国の国産車が世界でトップクラスの販売数を実現するには、やらなければならないことがまだまだたくさんある」と結論付けた。
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