中国メディアの今日頭条は2日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されたアジアカップ2019において、日本代表は決勝でカタールに敗れたものの、やはりロッカールームをきれいに清掃したと伝え、「日本代表の行為が再び称賛を浴びている」と伝えた。
記事は、日本代表は2大会ぶりの優勝をかけてアジアカップ決勝にのぞんだが、カタールに3ー1で敗れたことを紹介する一方、「敗戦後にもかかわらず、日本代表はいつものようにロッカールームをきれいに片付け、アラビア語と英語、日本語という3つの言葉で、ホワイトボードに『ありがとう』と書き、感謝を示した」と紹介した。
日本代表の行動に対し、中国ネット上では「カタールに負けて悔しいはずが、このような行動が取れるのは敬服に値する。歴史問題などは関係なく、日本代表の優れた行動は中国人が学ぶべきものだ」、「やはり日本人は恐ろしく、そして敬服すべき民族だ」といった声があがったと紹介。また、日本代表のみならず、日本人サポーターたちも試合後にスタンドのゴミ拾いを行ったことを紹介し、やはり日本人の民度の高さは「称賛せざるを得ない」と伝えた。
日本代表や日本人サポーターの行動は中国でも「積極的に学ぶべき」と称賛されているが、実際に学び、同じような行動が見られるようになってきている。中国国内のリーグ戦などでは試合後にゴミ拾いをするサポーターがいるほか、中国のクラブチームでも試合後にロッカールームを清掃し、「ありがとう」とメッセージを残すケースが見られるようになっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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