中国メディア・東方網は27日、いずれも目ざましい経済発展を遂げた日本と韓国の農村を比較すると、その差が一目瞭然であるとする記事を掲載した。

 記事は、「日本と韓国はいずれもアジアの先進国だ。
しかし、両国の農村の差は非常に大きいのである」としたうえで、日本はかねてより自らの民俗文化の保護を非常に重視し、農村文化もその重要な一部として扱ってきたと紹介。それゆえ、日本の農村では人と自然の調和がとれた、穏やかで豊かな光景を見ることができると伝えた。

 かたや、韓国については、経済能力でアジアの上位に位置し、大都市が非常に賑やかである一方、その農村の様子は「遠い昔のような古くささ、粗末さ」があると説明。農村の道路は広々としている一方で田舎臭さを隠すことはできないとしたほか、貧しい農村の人びとが住む家屋はボロボロで、その設備も非常に粗末であると紹介している。

 そのうえで「華やかな暮らしや、スーツを着こなしたサラリーマン、美しくメイクをする女性・・・韓国ドラマを見慣れると、それらが韓国社会の全てのように思うかもしれない。しかし、韓国の多くの場所を訪ねてみると、この国が『二極分化』の深刻な国であることに気づくのである」と評した。

 飛躍的な経済発展により沿海地域の都市部を中心に暮らしが豊かになった中国。しかし、その一方で、内陸の農村部では貧困生活にあえぐ人びとも少なくない。かの?小平が提起した「先富論」が正解だったことを証明するためにも、農村地域の発展は重要課題と言える。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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