中国メディアの今日頭条は24日、中国国内でレクサスは値上がりしているというのに「販売台数は減少するどころか、大幅に伸びている」と伝えつつ、中国におけるレクサス人気の背後にある要因を考察した。
記事は、中国における2019年1ー11月の新車販売台数で、レクサスは前年同期比21%増の18万239台となり、主要な高級車ブランドのなかで最大の伸びとなったと紹介。さらに11月の販売台数は前年比16.5%増となったと紹介し、この勢いであれば19年の販売台数は20万台を突破する可能性も大いにあると強調した。
続けて、レクサスはここのところ値上がりしていると伝える一方、「販売価格が上昇すれば、販売台数が減るのが普通」であるのに、レクサスの場合は「逆に販売台数が伸びている」と指摘し、「中国の自動車市場全体に逆風が吹き荒れるなか、値上げして販売台数を伸ばすのは異例のことだ」と主張した。
そして、中国の消費者がレクサスを選んでいる理由は、レクサスが打ち出した一定の期間や走行距離内であればメンテナンスが無料になるという施策だけが要因ではないと強調し、その他の要因は「レクサスの販売店を訪れれば分かることだ」と主張、販売店で一度乗車すれば「その質の高さや作りの丁寧さを実感できるはず」と主張した。
また、販売店のサービスの質も高く、「客が販売店を後にする際には、スタッフが店外まで送ってくれるのはもちろん、客が遠く見えなくなるまでずっと見送ってくれる」と伝え、サービスの質は他の高級車ブランドより高いと指摘し、だからこそ「レクサスは値上げしても販売台数が減少するどころか、大幅に伸びたのではないか」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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