中国メディア・東方網は20日、間もなく迎える春節を海外で迎える計画をしている中国人観光客に人気の目的地都市の上位を、日本の都市が独占したことが、旅行予約サイトの予約データから明らかになったと報じた。

 記事は、国際的な旅行予約サイトAgodaによる春節時期の予約データを紹介。
中国人観光客が春節期間中に滞在する海外の人気都市トップ10は1位から東京、大阪、札幌、ソウル、シンガポール、京都、プーケット、バンコク、バリ島、セブ島だったとした。また、国別では1位が日本、2位がタイ、3位がフィリピンとなっていることを伝えた。

 24日から1週間の春節連休には、今年も日本の大都市に多くの中国人観光客が押し寄せることになりそうだ。東京などの一部商業施設では、中国人観光客を呼び込むために用意された春節向け販促資材の飾り付けが進んでいる。今年はちょうど春節が25日の土曜日と重なることから、日本でも例年以上に春節の盛り上がりが見られそうだ。

 記事はまた、中国以外で春節を祝日とする国の観光客の動向についても言及。韓国人観光客は東南アジアのビーチを目的地とする傾向が見え、シンガポールは近隣のマレーシア、インドネシア、タイに人気があるとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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