中国メディア・今日頭条は1月31日、卓球ドイツオープンに参加した日本人選手をはじめ各国の選手たちが、新型コロナウイルスの感染拡大の続く湖北省武漢市に声援を送ったと報じた。

 記事は、ドイツオープン2日目を迎えた31日に国際卓球連盟が動画を発表したと紹介。
動画では大会に参加した各選手が武漢に応援メッセージを送っているとした。

 まず、馬龍選手、丁寧選手、孫穎莎選手などの中国選手が「湖北省には中国代表のトレーニング基地がある。湖北人は親切で、卓球に対する愛好や支持ぶりは忘れることができない。現在の困難に対して、みんなで力を合わせて勝利しよう。感染抑制の第一線で働くすべての人びとに敬意を表する」といった祖国へのメッセージを送ったことを伝えた。

 また、韓国の有力選手であるチェン・ヨンシク選手とイ・サンス選手が2人で一緒に中国語で「武漢がんばれ」と語ったほか、ドイツの第一人者ティモ・ボル選手も「武漢がんばれ、Keep on fighting!」とエールを送ったとしている。

 さらに、中国でも人気が高い日本の石川佳純選手が、平野美宇選手に教えつつ一緒に中国語で「武漢がんばれ」と語る様子も収められているとし、「2人のかわいらしい日本の女子が見せた温かな笑顔は、人びとを大いに感動させた」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)



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