記事は、近ごろ東京五輪の組織委員会が新型ウイルス感染に関する議論を絶えず続けるなかで、予定通り開催するという決心は全く揺らいでいないと紹介。
一方で、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の集中感染への対処が甘かったことなどから日本国内で感染者が日に日に増加しており、市民の不安が高まっているとした。また、大規模な感染の発生を防ぐために、政府が大人数の集まるイベント開催の再検討を呼びかけており、各地のマラソン大会が中止や規模縮小を決定、ボランティアのトレーニングなど東京五輪に関連する一部活動も中止になるなどの影響が出ていると紹介している。
そのうえで、同委員会は依然として東京五輪に向けた各種の準備作業を進めていると伝えた。さらに、先日日本卓球協会が卓球中国代表に対してトレーニング場所を提供する申し出を行ったことに言及し「日本の協会によるこの動きは善意に満ちている一方で、日本の各界が五輪を予定通り実施しようとする姿勢や決心を改めて浮き彫りにした」と評した。
そして最後に、予定通りの実施が強調されている聖火リレーまであと1カ月に迫るなか、いかにしてウイルス感染拡大を抑制するかが、日本国内における共通の課題になっていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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