記事は、新型ウイルスへの感染例が日本各地で見つかり、公共の場所でこらえきれずに咳をした際に、周囲から冷たい視線を浴びる人が増えるなか、日本のある雑貨店が発売した新商品が、「気まずい場面」を避けられるとして人気を集めているとし、「花粉症」、「ぜんそく」といった文字が書かれた手作りのバッジやキーホルダーを紹介した。
そして、これらの商品を制作した雑貨店主が「喘息持ちで、どうしても咳が出てしまうが、たとえマスクをしていても周囲から視線を感じ、申し訳ない気持ちになった」という自身の体験が制作、販売の動機になったと伝え、特に2月下旬以降は急に注文数が増えて1日に30~40個売れる人気商品となり、供給が需要に追い付かない状態であるとした。
咳やくしゃみは本来、自分の体を異物から守ろうとする生理現象であり、無理にがまんせずに周囲に配慮したうえでするべきものだが、今はその行為自体が「悪」と捉えられてしまう異常な状況だ。一方で、街ではいまだにマスクをしないまませき込む、あるいは大きな声でくしゃみをして平然としている人も見かける。緊迫感がある時こそ、落ち着いて行動するとともに、エチケットを守ることが必要ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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