
配信者は中国人の女性で、中国人にも有名な「日本の公衆トイレ」を紹介している。まずは、入り口に貼られた「1日に3回消毒しています」というステッカーを紹介。隣には掃除した時間と担当者名が書かれた表も見える。また、女性用トイレではあるものの、男の子用の小便器もあると紹介。「男の子を連れたお母さんも安心できるようにとの気遣いだ」と説明している。
さらには、赤ちゃんがいても安心な、おむつ交換台やおむつを捨てるためのごみ箱、個室の中にはベビーチェアがあると紹介。壁には幼児用補助便座があり、個室のドアは高さの違うカギが2つ付けられていて、「子どもが届かない高さにもカギを付けている」と、子連れの親に優しい気配りが満載だと伝えた。
動画ではほかにも、個室内の便座除菌クリーナー、機能の多い温水洗浄便座、手をかざすだけで水が流れ、サニタリーボックスのふたが開くなど、衛生面でも細かいところまで利用者のことを考えていることが随所で見て取れる。日本のトイレは単にきれいに掃除され、進んだ設備が置いてあるというだけではないと言えるだろう。
これを見た中国のネットユーザーから多くの反響が寄せられ、「利用者本位を極めていて、恐ろしいほどだ」と感心するものや、中国も学ぶべきだという声が目立った。「日本の動画を見ると毎回泣きたくなるほど感動する」という人もいて、中国人の日本のトイレに対する関心の高さを感じさせる。「今年は日本に行けない」と残念がる人もいたが、コロナが収束した際には多くの中国人が訪日することになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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