
記事はまず、日本では喫煙に対する指導や規制が中国以上に厳しいことを挙げた。二次喫煙に加えて、衣服やじゅうたん、家具、頭髪や皮膚に付着したタバコの成分を吸ってしまう「三次喫煙」という概念が提起されており、この三次喫煙が最も広範囲に深刻な汚染をもたらし、健康被害につながると考えられていることを伝えた。
そして、日本の街では条例などによって喫煙が禁止されている区域が非常に多く、禁止区域で喫煙した場合には過料が取られるなどのペナルティを受けることになると指摘。また、法律によって未成年者へのタバコ販売が厳しく禁止されていることにも言及し、法による拘束と「他人に迷惑をかけない」という日本人の性格によって、喫煙による危害が中国に比べて大きく抑制されているのだとしている。
また、日本人と中国人では喫煙の目的も少々異なるとした。日本人が喫煙するのは専らストレス解消、リラックスが目的であるのに対し、中国ではストレス解消だけでなく、コミュニケーションツールとして用いられることが少なくないと説明。互いにタバコを勧めあったり、見栄を張るために高級なタバコを吸ったりといったことがあると伝えた。
さらに、日本ではタバコの根元部分まで吸うとなおさら体に良くないと考えられており、多くの人がある程度まで吸うと捨ててしまうのに対し、中国では往々にしてフィルター効果が低いとされる根元部分までしっかりと燃やして吸ってしまうため、一層健康を害するリスクが高くなっていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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