日本はアジアのなかでもいち早く新暦を採用し、旧正月を祝わなくなったが、その理由は主に2つあると記事は分析している。その1つは、「日本が脱亜入欧政策により西洋化を進めたから」だ。アヘン戦争で中国が英国に敗れたことをきっかけに、中国と距離を置き、西洋から学ぶことにした日本は、暦も西暦を導入したと紹介した。
2つ目はより現実的な理由で、「明治政府の財政状況がひっ迫していたため」。旧暦にはうるう年がある。うるう年には13カ月あり、給料を1カ月余分に支払わなければならないため、財政難に陥っていた明治政府が、脱亜入欧を口実に旧暦を廃止したという説を紹介している。
では、日本の新年の祝いは中国の旧正月の祝い方と違うのだろうか。記事は、日本は西洋化しているので、クリスマスから新年までお祝いムードだと紹介。年末にはショッピング、パーティー、忘年会、大掃除とイベントが続き、年越しは紅白歌合戦を見ながら気分を盛り上げ、初夢に一喜一憂し、初詣に行くと紹介。お正月はどこもかしこも祝日気分で盛り上がると伝えている。
日本人にとっては、年末年始は1年の中でも大切な節目の時だ。
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