日本人が思い描く中国人像とはどのようなものだろうか。記事では、いくつかの日本アニメを紹介している。たとえば、「黒執事」では、華僑の登場人物が中国の伝統的な礼服を着ていて、繰り出すカンフーの技がすごいと称賛している。
「家庭教師ヒットマンリボーン」には、香港の女の子が出てくるが、辮髪をしていてとてもかわいいと気に入っている様子だ。現代中国で辮髪をしている人はいないが、「可愛く描けている」なら満足のようだ。他にも、国を擬人化した「ヘタリア」では、「中国の歴史を正確に伝えている」と称賛。「鬼灯の冷徹」では、中国の想像上の幻獣「白澤」が登場し、日本人がいかに中国に詳しいかを伝えた。
中華料理を題材にしたアニメもある。清朝末期の少年を主人公にした「中華一番!」は、「美食の描写が最高だ」と絶賛。スポーツものでは、中国の国技・卓球をテーマにした「ピンポン」も紹介。
記事は、「中国や中国人が登場する日本のアニメ」は全体的にレベルが高いとし、日本人声優の中国語は聞き取りにくいとしながらも、登場人物の服装、装飾品、歴史、美食、スポーツまで、描写が正確だと称賛し、「日本人の中国文化への理解は決して浅くない」と感じると強調した。やはり、中国人としては、自分たちの誇る中国の歴史や文化が、日本人にも尊重されているというのはうれしいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
これが日本との差だ! 中国企業ですら日本製品を選ぶ理由=中国
恐ろしい! 日本は「中国で軽視されがちなこと」を子どもにちゃんと教えていた
勝てるわけがなかった・・・日本が日清戦争に勝った理由=中国
世界はどう日本を見ているのか・・・中国人の見解
日本が強国となったのは近代じゃない! 「ずっと強国だったのだ」=中国