記事は、日本の著名タレント・武田鉄矢氏が先日ラジオ番組の中で新型コロナを話題にした際、新型コロナが中国で広がった理由は「一般家庭に冷蔵庫がない」からだと発言し、波紋を広げたと紹介。
まずは、昨今ではすっかり落ち着いた感のある日本のタピオカブームに関する内容だ。記事は、日本ではタピオカミルクティーが中国からやってきたものであることが広く知られているとした上で、以前「中国人女性が1日2杯タピオカミルクティーを飲む生活を1か月続けたところ、高血糖により意識を失った」というニュースが流れたことで、多くの日本人が「中国人は1日2、3杯はタピオカミルクティーを飲む」という誤った認識を持つようになったと紹介。確かに中国には至る場所にタピオカミルクティーの店があるものの「さすがに不健康なタピオカミルクティーを水代わりに飲むようなことはない」と伝えている。
次に、日本での熱狂的な愛好ぶりがしばしば伝えられるパンダについて言及。パンダが好きな日本の友人からしばしば「中国人が羨ましい、いつでもどこでもパンダが見られるのだから」という話をされるとし、実際はパンダは絶滅危惧種であるために中国でも見るチャンスは決して多くないと説明した。
さらに、ご飯のおかずとして焼き餃子を食べるのが当たり前な日本人が、中国人も同じように食べているものと認識していること、中国が圧倒的な強さを誇る卓球について、中国人は全員卓球が上手だと思っていることを挙げている。
記事は、インターネットの普及により現地に行かなくても様々な情報を手に入れることができるようになった反面、視野の狭い一面的な考え方による偏見や誤解も生まれやすくなっていると指摘。機会があればやはり実際に出かけ、自分の肌身で異文化に触れることが大切であり、そうしてこそ世界観、人生観がより豊かになり、物事を見る視野も広がるのだと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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