中国は2021年の国防費として、前年比6.8%増となる1兆3553億元(約22兆6200億円)の予算案を全国人民代表大会に提出した。着実に国防費を増額して軍備を強化しているが、それでも日本の軍事力が気になって仕方がないようだ。中国メディアの百家号はこのほど、日本の軍事力を上回る国はどれほどあるかについて分析する記事を掲載した。

 記事は、米国とロシアが日本の軍事力を上回っているのは明らかとしたうえで、全体的に見ると米ロのほかに日本を超える軍事力を有しているのは「中国とインドくらいだ」と分析。英国とフランスは核兵器を保有しているとはいえ、通常兵器では「日本に及ばない」ためとしている。

 しかし、インドの軍事力は日本より上だとしつつも、「持久戦になったら日本が不利になるとは限らない」と指摘。武器の自己開発能力では、インドは劣るからだという。そのためこの点を加味すると日本を上回る軍事力を有しているのは「米国、ロシア、中国」だけになると論じた。

 だが、この結論には異論もあるようだ。記事は多くの中国人が同意しないことを認め、その理由として「日本の軍事力は米国の管理下にある」からだと説明した。記事によると、日本の軍事システムは「陸海空」のすべてが米軍のコントロール下にあるので、自衛隊は「偽物の軍隊」と言えるという。そして、米国の指令がなければ強大な軍事力を持っていても使うことができないと主張した。