
記事によると、英国やドイツ、フランスが「経済成長率の低迷している日本に追いつけない」理由の1つは、「日本はそれだけ進んだ科学技術を持っているから」だという。バブル経済崩壊後、経済成長こそ停滞していたものの科学技術力は世界トップクラスを維持してきたと指摘。日本は教育システムも優れていて優秀な人材を常に輩出しているので、科学技術の面で英独仏は日本に追いつけないと説明した。
2つ目に「勤勉さの違い」を挙げた。英独仏は、第二次世界大戦後にすぐに豊かになったため、社会福祉がしっかりと整備されたと紹介。一方、日本は生産性こそ高くないと言われるが、勤勉の伝統を守り、長時間労働を厭わず、仕事に対しても非常にまじめだと論じた。
3つ目は「バブル崩壊前に日本はすでに大きく発展していたこと」も、英独仏が日本に追いつけない要因だと主張。戦後の経済発展があまりに急速で長期間高度成長が長く続いたため、バブル経済崩壊の時点ですでにGDPが500兆円を超えていたと指摘。あまりに大きな差がついてしまっていたため、いまだに追いつけないのだという。