
今期のチョコレートカテゴリー売上は4―6月で前年並みの推移。「アルファベットチョコレート」は、3月の価格改定の影響でレギュラーサイズ(123g、635円)がやや苦戦しているが、ワンサイズ上の「パーティーパック」(206g、680円)は定番導入を拡大。ブランド全体でも微減にとどめている。
「ナッツチョココレクションパーティーパック」秋冬商戦に向けては、パッケージデザインを変更。既存のスタイルを踏襲しつつ、「おいしさ こだわり」のキャッチコピーの配置を、蝶ネクタイをイメージするようにあしらった。
「原料のカカオが高騰する中でも、主力ブランドの『アルファベットチョコレート』はチョコレート規格を維持している。胸を張ってお客様にお届けしたいとの気持ちを表現した」(営業部)。
サイズ展開ではレギュラー、「パーティーパック」に加え、「ビッグパック」(284g、1070円)を新発売する。
「アルファベット」シリーズでは、「サクッとクレープ」と「たっぷり苺」を継続販売。また期間限定商品として「アルファベットチョコレート安納芋」(104g、635円)を8月4日に発売した。24年1月にグループ子会社となったおいもや(静岡県掛川市)が監修したもので、芋や栗など秋の味覚にスポットを当てた店頭企画を中心に採用獲得を狙う。

「ナッツチョコレートコレクション」は、5種類のナッツ(ピーナッツ、マカダミア、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツクリスプ)のアソートスタイルが強み。今回、「NutS」のロゴを大きく配し、緑を基調としたパッケージカラーで店頭訴求力を高める。
このほか新商品では「ザクザクドームチョコレート」(117g、635円)を発売する。同商品は、食感の違う4種類の焼き菓子(コーンフレーク・ゴーフレット・クッキー・ワッフルコーン)を入れたクランチチョコレート。ザクザク食感がクセになる美味しさだ。