尾家産業が秋季提案会 商品力の幅広さ訴求 さらなる市場深耕へ
吾郷功執行役員九州統括
尾家産業は9月3日、福岡市の福岡国際センターで「2025秋季提案会」を開催した。メーカー168社(福岡会場は全76社)が商品3482点(新商品281品)を出展。
来場者目標460人に対し524人が来場した。なお2011年に通常の秋季・春季提案会とは別に熊本単独での提案会を行ったが、今回初めて10月15日にグランメッセ熊本で通常の提案会を開催する予定。

今提案会のトータルテーマは「磨き」。出展メーカーと尾家産業が念入りに準備を重ねた商品やメニューを組み合わせ、顧客の課題解決につながる提案を行った。

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吾郷功執行役員九州統括特別企画のHoppetaグルメ「匠の技こだわりの逸品」では少し高くてもお金を出して食べたくなるようなメニュー名にまでこだわった付加価値メニューを、「楽チン!冷凍おかず」では電子レンジで調理できる「簡単」で「美味しい」一人前の冷凍おかずを紹介。プライベートブランドコーナーでは新商品やリニューアル品を、冷凍おせち「燦」では冷凍おせちやおせちパーツを取り揃えたほか、常食とムースの比較試食を行うなど同社の幅広い提案力を前面に出した提案会となった。

なお、吾郷功執行役員九州統括は「九州エリア全体の4~7月売上実績は目標を上回った。PB商品102%、ヘルスケア93%、宿泊施設117%で着地した。同じく昨年10月に開所した熊本営業所も順調な売上推移となっている。九州エリアは福岡を中心に外食関係などで人の流入が多いことから、引き続き地に足をつけた営業基盤の構築とエリアのさらなる深耕を図る。

一方、ヘルスケアや介護について昨今の人手不足問題に対応できる商材をどれだけ取り揃え、顧客のニーズに組み込んでいくかが大事。そのためのニーズの汲み上げに力を入れていきたい」と意気込みをみせている。
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