フルタ製菓は9月12日、直営アンテナショップ「ふるたす」の3号店を大阪・天王寺の商業施設「ミオ本館」6階に開設した。店頭にはロングセラー「ハイエイトチョコレート」の巨大オブジェを常設するなど、インバウンド含めて幅広い客層に訴求する。


開店に先立つオープニングセレモニーで古田盛彦社長=写真㊨=は「ふるたすは11月で、1号店開設から丸3年となり、さらに大きく成長させていく節目となる」と述べ、店舗従業員に対しては「フルタ製菓の一員として頑張っていただきたい」と優しく声をかけた。

続いて、ふるたす3店舗を統括する堂浦加奈子統轄店長=同㊧=のあいさつの後、古田剛士課長代理=同㊥=が「ミオ30周年の節目に当店をオープンさせていただいた。一緒に成長していきたい」とあいさつした。

売場面積は約13坪(うち2坪はバックヤード)で、1・2号店とほぼ同じ。商品は1・2号店と同様の60SKUを基本に、ミオの6階がキャラクターの店舗が多いことから、玩具商品含めて80SKUを揃え、前述のオブジェの映えスポットや、チョコエッグの歴代キャラクターの展示も行い、若年層への訴求も図る。

特に同店は、同施設に得意先のスーパーがないことで、一般流通で人気の「生クリームチョコ」などのファミリーチョコなども品揃えしている。加えて「セコイヤ」の詰め放題(税込540円)も展開することにより、「玩具をきっかけに来店いただいた若年層に、当社のファミリーチョコやセコイヤをあらためて認知いただくきっかけにしたい」(同社)としている。
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