ローソンの新業態「Lミニマート」 生鮮強化で日常需要開拓
定番野菜をEDLPで
 ローソンとローソンストア100は5月28日、新業態の首都圏型ミニスーパー「Lミニマート」の1号店「Lミニマート小平仲町店」(東京都小平市)をオープンした。

 生鮮、冷凍食品、日配品を大幅に強化し「日常の食材購入」に特化。
単身・共働き世帯の増加を背景に、“街の小さなスーパーマーケット”として新たな店舗モデルの実証を進める。

 6月に東京都板橋区と神奈川県平塚市に出店し、計3店舗で実証実験を行う。いずれもローソンストア100からの転換店舗。年内には首都圏で計6店舗体制を目指し、既存店転換と新店を含めて検討する。加藤道夫常務執行役員営業本部長は「現時点で完成形ではなく、顧客の声や購買行動を踏まえながら検証し進化させていく」と述べた。

 ローソンストア100がコンビニとスーパーの中間業態として位置付けられてきたのに対し、Lミニマートはスーパー機能をより明確に打ち出した点が特徴だ。

 小平仲町店では、ローソンストア100標準店比でデイリー品売場を約1・5倍に拡大。精肉はSKU数・売場規模とも約3倍に拡大し、新たに牛肉も取り揃える。今後は鮮魚の強化も視野に入れる。青果は玉ねぎ、じゃがいもなど定番野菜をEDLPで提案するほか、同店では市場から直接仕入れた旬の野菜を週2回投入し、鮮度感と値頃感を訴求する。

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定番野菜をEDLPで

 日配では牛乳、卵、豆腐、納豆など購買頻度の高い商品を低価格で展開。冷凍食品売場は約3倍に拡大し、麺類、冷凍肉、惣菜などを充実させた。


 一方で菓子や加工食品、日用品は商品数を約2割削減した。日用品はゴミ袋や洗剤など生活必需品に集約。菓子・加工食品は小容量中心の構成を見直し、チョコレートやパックご飯の大容量品も拡充した。専用プライベートブランドは設けず、ローソンストア100の既存PBなどを活用する。店内調理によるから揚げ、コロッケ、春巻きなどの惣菜も展開する。

 運営面ではセルフレジを中心としつつ通常レジも併用する。収納代行や宅配便受付などのサービスは取り扱わず、業務を絞り込むことで運営効率を高め、価格や売場づくりへ還元する考えだ。周辺には食品スーパーやDgS、CVSが立地するなか、生鮮・冷凍・日配を強化したスーパー型売場と効率運営を組み合わせた新業態で日常需要を取り込む。

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