同国の名曲「入江のワルツ」(作曲:ヨハン・シュトラウス2世)の演奏を発酵中の「獺祭」に聞かせ、それを万博のオーストリア・パビリオンでお披露目と販売を行う。
このほど同社に関係者が集まり協力覚書に調印した。来日したオーストリア連邦産業院のマーラー総裁によると、同氏が獺祭を愛飲していたこと、また日本センチュリー交響楽団とコラボした「交響曲 獺祭~磨~」の取り組みに感銘を受け、今回の企画が持ち上がったという。
コラボレーション「獺祭」は、オーストリアのアンサンブルグループ「フィルハーモニック・テイスト」からなる演奏家と、日本センチュリー交響楽団のフルオーケストラによる演奏を統合し、録音した音源を発酵段階の獺祭に聞かせる。時期は24年11月下旬~12月初旬を予定。
オーストリア・パビリオンのデザインコンセプトは「Composing the Future(未来を作曲)」。国柄にちなんで音楽をテーマにしている。