レトロ遺産を掘り返す山下メロ氏
記憶の扉のドアボーイ・山下メロです。記憶の底に埋没しがちな平成時代の遺産を今週も掘り返していきましょう。
さて、平成といえばサザエさんとバカボンのパパを無許可で合体させたサザエボンの訴訟などを経て、著作権意識が是正された時代と言えます。そんな中でキューピーにも合体商品があったことをご存じでしょうか。
キューピーは1900年代初頭にアメリカの漫画家ローズ・オニールによって描かれた、羽の生えた赤ん坊のイラストが始まりでした。その後に絵本が描かれ、立体の商品になり、1913年にアメリカで意匠特許として登録されました。そして日本でも製造され、世界にも普及していったのです。
その中で、日本でも独自のキューピー人形が作られるようになり、昭和40年代には毛糸で編んだ服をキューピーに着せるのが手芸のジャンルとして流行しました。
90年代後半から増殖した、ハンドメイドでカスタムされたと思われる各種キーチェーン。赤いジャケットの大泥棒と、彼を追う警部風
人形以外では、大正11年に日本で商標出願された「キューピーマーク」を用いて大正14年に誕生したキユーピー マヨネーズが有名です。
キユーピー社は、平成10年にローズ・オニール遺産財団より日本の権利を継承した日本キューピークラブの代表から著作権侵害で訴えられました。結果的にはキューピーマークの独自性が認められて現在に至ります。
元ネタは不明
これでいいのだ!の某パパ風の衣装だが、顔は普通
そして、オリジナルのオニール版キューピーの権利も、著作権法改正前の基準で著作者の死後50年に戦時加算して平成17年に消滅しました。平成19年には既存キャラとオニール版キューピーを組み合わせたキュージョンという商品シリーズが誕生します。
こちらも元ネタは不明
某くも男風の塗装
しかし日本では、著作権が切れる前の90年代後半あたりから、既存のアニメキャラや映画キャラ風になったキューピー人形が街に増殖していったのです。
平成14年には横浜中華街の駄菓子百貨店からご当地コスチュームキューピーが誕生。今では入れ墨キューピーや、自衛隊に関するキューピーなどに発展しています。
大正から昭和・平成を経て今も人気のキューピーを、令和に探してみましょう。
撮影/榊 智朗
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