元大阪府知事・元大阪市長の松井一郎氏が29日、ラジオ大阪「藤川貴央のちょうどえぇラジオ(月~木曜・前9時)のレギュラーコーナー「松井一郎のラジオ大大阪、いっちゃんえぇやん!」に出演。4月上旬に大阪維新の会のプロジェクトチームが掲げた府議会の議員定数「79→29」への大削減案について「ちょっと乱暴では」と私見を述べた。

維新の府議団は結局、来春の統一地方選の公約にすることを見送っている。

 国政でも日本維新の会が進めようとしている議員削減だが、一気の50議席減プランに、松井氏は「一般の皆様から見たら『単にパフォーマンスじゃないの?』と(思われるはず)。維新というのは改革が本丸で背骨の部分。削れば大注目。注目してもらえるならみんなが驚く数字を。それを掲げることで有権者から評価されるんじゃないのという思い込みだと思うんですよ」とバッサリ。

 松井氏が府議時代の2011年に府議の議員数は「公約に掲げていたから」と109から88に。「府民の数が880万人、その10分の1」が理由だったが、2022年には「11分の1」だった東京都の議員数に平行して88を79にしたのも「根拠があったんです。広域行政を担うに十分適正」と言葉に力を込めた。

 維新のチームは大削減をイギリス・ロンドンの「グレーター・ロンドン・オーソリティ-」を参考にしたというが「あれは企業の執行取締役会のような形。役割が違う。ちょっと乱暴では」と一蹴した。

 「ボクも橋下(徹)さんも大胆なことをやってきたが、住民に説明する根拠を持っていた。思いつきでやっているわけじゃない。(そこが)今の執行部のみなさんに不足しているのかな。『維新の自己満足アピール』は、ちょっと支持されないのでは」と、どこまでも批判的だった。

編集部おすすめ