◆米大リーグ ドジャース1―2マーリンズ(28日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 大谷は投手としての仕事は十分にできた。2失点だけど自責は1でゲームはしっかりつくった。

クオリティースタートはクリア。打線が3、4点を取っていれば「ナイスピッチング」と言われただろう。

 104球を投じて、ストライクは67球。ストライク率は約64%で初球に限れば約67%だった。ある程度、ゾーン内で勝負したい投手であることを考えると、球には勢いもキレもあったと思う。

 4、5回は相手走者が動いてきたこともあって、制球が乱れた。相手は好調なマーリンズ打線で慎重にもなる。配球も考えながら、やらないといけないことも増えたからボール球が増えたのだろう。疲れで球が抜けたのかとも思ったけど、6回に入っても投げたい球をしっかりコントロールしていたからね。

 気になったのはスプリットの精度。もう少し低めに投げられたら良かった。三振が9と多かったから、必然的に球数も多くなった。

1、2球で打ち取れる球があれば、もう1イニングは長く投げられたかな。(野球評論家・髙橋 尚成)

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