リヴァプールは8日、フルミネンセからU-17ブラジル代表GKマルセロ・ピタルガを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 契約期間や移籍金の詳細な情報は明かされていない。
ピタルガは昨年11月に開催されたFIFA U-17ワールドカップ ブラジルの優勝メンバーの一人で、昨季にフルミネンセのトップチームでベンチ入りを果たした。同選手はリヴァプールのU-23チームに所属しながら、トップチームの練習に参加することになるという。

 リヴァプールのGKコーチを務めるジョン・アハターベルク氏は、ピタルガについて以下のようにコメントしている。

「彼はすでに16歳でフルミネンセのリザーブチームでプレーしていたので、チームで信頼を勝ち得ていたのだと思う。彼がここに来た今、我々は、彼が成長する手助けをしなければならない。彼はまだ若いからプレッシャーはないし、道のりは長いからね。
まず第一に、自分の道を見つける必要がある。イングランドはブラジルと違ってより速く、より攻撃的だ」

 現在17歳のピタルガはブラジル生まれだが、ドイツ国籍も有している。フルミネンセの下部組織で育った。