リーガ・エスパニョーラ第1節延期分が9日に行われ、レアル・マドリードとヘタフェが対戦した。レアル・マドリードからヘタフェにレンタル移籍している久保建英は所属元との対決で、デビュー戦以来となる5試合ぶりのベンチスタート。
55分から途中出場したが、見せ場は作れなかった。

 負傷者続出のレアル・マドリードは、20歳のFWマービン・パクがトップチームで初のスタメン入りを果たした。他にもDFビクトル・チュストやMFセルヒオ・アリバスなどカスティージャ(Bチーム)から6選手がベンチに入った。

 試合はレアル・マドリードが主導権を握ったが、なかなかチャンスを作れず。14分、マルコ・アセンシオの左CKをカリム・ベンゼマが頭で合わせたが、これは惜しくもクロスバーを弾いた。37分にはルカ・モドリッチがペナルティエリア中央から左足で狙ったが、シュートはGKダビド・ソリアに阻まれた。


 スコアレスで折り返した試合は、激しい雨が降り出した後半に動く。レアル・マドリードは60分、ヴィニシウス・ジュニオールが右サイドからクロスを上げると、中央のベンゼマが頭で叩き込んで先制点を奪った。さらに66分には、マルセロが左サイドから鋭いクロスを入れると、ニアに滑り込んだフェルランド・メンディが右足で合わせて追加点を挙げた。

 試合はこのまま終了し、レアル・マドリードが完封勝利で2連勝。ヘタフェは4試合未勝利(1分3敗)となった。次節、レアル・マドリードは14日にホームでバレンシアと、ヘタフェは同日にホームでレアル・ソシエダと対戦する。


【スコア】
レアル・マドリード 2-0 ヘタフェ

【得点者】
1-0 60分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
2-0 66分 フェルランド・メンディ(レアル・マドリード)