ハリルホジッチ監督が率いるモロッコ代表はアフリカネーションズカップ(AFCON)・グループIを2勝1分の首位で通過すると、1月25日に行われた決勝トーナメント・ラウンド16マラウイ代表戦でFWユセフ・エン・ネシリとDFアクラフ・ハキミのゴールで逆転勝利を飾った。しかし、1月30日に行われた準々決勝エジプト代表戦では延長戦の末、1-2で敗北。モロッコ代表はベスト8で大会から去ることになった。
ツィエクはこれまでにモロッコ代表として40試合に出場し17ゴールを記録している。しかし、ハリルホジッチ監督が同選手の行動に苦言を呈すると、ツィエクも自身の公式SNSで反論。昨年6月以降、招集外が続いている同選手について、ハリルホジッチ監督は「チームのバランスを崩すような選手は、例えリオネル・メッシという名前であっても選ばない」と旗幟鮮明。
また、AFCONベスト8で敗退したことについて、ハリルホジッチ監督は「私が選んだ選手たちは、この国で最高の選手たち。 選手の質が劣っていたのではなく、チャンスがなかったのだ」と胸中を明かした。