アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、初のヨーロッパリーグ(EL)決勝に進出した喜びを口にした。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 EL準決勝が9日に行われ、アタランタはマルセイユと対戦。ファーストレグを1-1で折り返して迎えたホームでの一戦は、30分にアデモラ・ルックマンのゴールで先制すると、52分にはマッテオ・ルッジェーリ、90+5分にはエル・ビラル・トゥーレが追加点を決め、3-0で勝利。2試合合計4-1で決勝進出を果たした。

 なお、イギリスメディア『Squawka』によると、アタランタがヨーロッパの主要大会で決勝進出をしたのはクラブ創立116年で史上初のことに。また、データサイト『OPTA』によると、2014-15シーズンのドニプロ以来、アタランタは初の決勝進出を果たしたチームにもなったという。

 2016年6月からアタランタを率いているガスペリーニ監督は試合後、「今夜はいい勝利だった。
私たちをサポートしてくれる街があると私は言っていた。このような感情やエネルギーがある時、選手たちがそれを感じているのは明らかだ。特別な試合で、彼らはそれを最善の方法で受け取ったね」と喜びを口にしながら、次のように続けた。

「決勝は歴史的なイベントになるだろう。私たちのようなチームにとっては本当に信じられないことだけど、全員にとっていい前兆だ。今夜完璧だったかどうかはわからないけど、間違いなく私たちが圧倒したと思う」

「これは私たちにとって歴史的な快挙だ。
リヴァプール戦の後も、スポルティング戦の後も祝ったけど、それは当然のことだ。だが、まだ終わっていないこともよくわかっている。これからまだ重要な試合がいくつか残っているし、レヴァークーゼンのことを考える時間はあるだろう」

 EL初制覇を目指すアタランタは、5月22日にアイルランドのダブリンにある『ダブリン・アリーナ』でレヴァークーゼンと対戦する。


【ハイライト動画】アタランタvsマルセイユ