本大会は、昨年に女子クラブのアジアナンバーワンを決定する『AFC Women’s Champions League 2024』のプレ大会として開幕。
WEリーグ連覇が目の前に迫る浦和と対戦する現代製鉄は、現在女子Kリーグで11連覇中の強豪チーム。日韓を代表する両クラブによる“アジア女王決定戦”は、13分に現代製鉄がスコアを動かす。相手のスルーパスの処理を狙った浦和のセンターバック長嶋玲奈が、背後からのプレスに気付かず自陣でボールを奪われると、こぼれ球を拾ったイ・ソヒが豪快なミドルシュートを突き刺し、現代製鉄が先制に成功した。
対する浦和も、22分に敵陣右サイドでボールを持った栗島朱里がピッチ中央の伊藤美紀に繋ぎ、トラップからボックス内に浮き球のパスを供給。
勢いに乗る浦和は、直後の26分に右サイドでコーナーキックを獲得。キッカーを務めた塩越柚歩が右足でニアサイドにボールを蹴り入れると、飛び込んできた島田芽依が頭で合わせる。ヘディングで流したシュートは、GKの手が届かない軌道を描いてゴールイン。浦和が4分間で試合をひっくり返した。
後半もビッグチャンスを作り出し続けた浦和だったが、以降は両者に得点は生まれず、2-1のまま試合は終了。
【スコア】
三菱重工浦和レッズレディース 2-1 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ
【得点者】
0-1 13分 イ・ソヒ(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)
1-1 22分 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
2-1 26分 島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース)