バイエルンは8日、同クラブに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがハムストリングを負傷し、今季の残り試合を欠場すると発表した。

 ニャブリは8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦に先発出場したものの、27分に左大腿部を負傷交代。
チームも終盤の2失点で1-2と逆転負けを喫し、同大会から退くことになった。

 今年4月9日に行われたCL準々決勝ファーストレグのアーセナル戦で左太ももを負傷していたニャブリは、今月1日に行われたCL準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦で復帰したばかりだったが、復帰後3試合目で同箇所を再び負傷。今季5度目となる負傷離脱により、一足早くシーズンを終えることになった。

 現在28歳のニャブリは今季、ここまで公式戦20試合出場で5ゴール2アシストを記録。シーズン終了後には母国ドイツでのEURO開催を控えていたが、今回の離脱を受け、ドイツメディア『キッカー』はメンバー外となることが決定的になったと伝えている。

 EURO2024は約1カ月後の6月15日に開幕。
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、5月16日にEUROに向けた暫定メンバーを発表する予定となっている。


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