オサスナやアトレティコ・マドリード、日本代表などの監督を歴任したアギーレ氏は現在65歳。
だが、今シーズンは開幕10試合で1勝5分4敗と再び残留争いに巻き込まれることに。前述したイ・ガンインに加えて、中盤を支配していたMFイニゴ・ルイス・デ・ガラレタ(現アスレティック・ビルバオ)も移籍すると、新戦力として期待されたMFセルジ・ダルデルやFWサイル・ラリンがフィットするまでに時間を要した他、ムリキが負傷離脱するなど、キーマンを消失したチームは勝ち切れない試合が続いた。実際に、ラ・リーガ第37節終了時点で、引き分けの数がリーグ最多となる『16』を記録している。
先週末の第37節でラ・リーガ残留を確定させたマジョルカ。公式戦通算95試合で指揮を取ったアギーレ監督の退任を発表したクラブは「彼がこの島で過ごした時間は、マジョルキニスタの心に忘れることのできない思い出を残した。我々は常に、ハビエルに感謝している」と声明を掲載している。
【動画】今シーズン限りでの退任が決まったアギーレ監督