マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの去就について、25日付けのイギリスメディア『ミラー』が報じている。

 2015年からマンチェスター・シティでプレーするデ・ブライネは、現在32歳。
今年6月には33歳の誕生日を迎える予定で、近年は負傷の影響で出場機会が減少していることもあり、その去就に注目が集まっている。

 今回の報道によると、そんなデ・ブライネに対してはサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)の複数クラブが巨額な資金をもとに獲得へ動く可能性があるとのこと。しかし、マンチェスター・シティは契約延長のオファーを用意しており、同選手自身は将来的に中東ではなくアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)でのプレーを望んでいるとも併せて伝えられている。

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は今年2月、デ・ブライネについて「彼がここにいてほしいと思うが、わからない。いくつかのリンクから聞いたことはありますが、実際彼にオファーがあるかどうかはわからない。サウジアラビアが彼を欲しているかどうかもわからない。
もちろん、彼がここに残ってほしいが、それはすべて彼の意思によるだろう」と語っていた。

 18試合の出場に留まりながらも4ゴール10アシストとピッチで抜群の存在感を放ち、今シーズンのプレミアリーグ優勝にも貢献した同選手。果たして今後、どのような選択を下すのだろうか。