AFC U20女子アジアカップ2026の準決勝が15日に行われ、U-20日本女子代表はU-20中国女子代表と対戦した。

 準々決勝でU-20ベトナム女子代表に4-0の快勝を収め、2026 FIFA U-20女子ワールドカップ出場権を獲得したヤングなでしこ
2019年以来、通算7度目の優勝を目指すチームは、ファイナル進出を懸けて中国と対戦。

 井尻明監督はこの一戦で原ひばりと樋口梨花を太田美月と古田麻子に代えた以外同じメンバーを継続。GKに岩崎有波。3バックは右から青木夕菜、太田美月、朝生珠実。中盤はウイングバックに松永未夢と佐藤百音。ボランチに古田麻子と本田悠良。3トップは右から福島望愛、田子夏海、板村真央となった。

 立ち上がりからボールを握った日本は早い時間帯にスコアを動かす。5分、相手陣内でのカウンタープレスから青木がボールを奪い切って中央の福島へパス。そのままカットインした福島はシュートではなく左の板山へのラストパスを選択すると、これを板村が冷静にゴールネットへ突き刺し、2試合連続の先制点とした。

 幸先よくリードを手にした日本は相手の反撃を冷静に受け止めながら、遅攻、カウンター、セットプレーと多彩な形から追加点を狙っていく。すると24分、ボックス手前中央右で得たFKの場面で福島が右足を振り抜くと、壁を越えてGKの手前でバウンドさせたシュートがゴール右下隅に突き刺さった。


 福島の3戦連発となる今大会5点目で余裕が出てきた日本は中盤でボールを動かしながらきっちりゲームをコントロール。さらに、田子が遠めの位置から積極的にミドルシュートを狙えば、板村も得意の仕掛けでボックス内に侵入し、同サイドの佐藤とともに際どいシュートを放った。

 3点目こそ奪えなかったが、危なげなく2点リードで試合を折り返した日本。後半は勢いを持って前に出てきた中国の攻勢を受ける展開となったが、守備陣を中心にしっかりと耐える。57分にはFKの局面で太田がゴール前で収めて右足シュートを放つが、これは相手GKの好守に遭う。

 62分には佐藤と古田を下げて樋口と佐野杏花を同時投入。この交代で『4-3-3』の形に並びを変え、逃げ切りを意識した戦い方にシフト。この交代直後にはボックス右に抜け出した田子に決定機が訪れるが、ここはうまく足を残した相手GKのファインセーブを前に3点目奪取とはならず。

 以降は連戦の疲れもあってイーブンの展開に持ち込まれたなか、74分には松永と田子を下げて木村未来、中村心乃葉を同時投入し、板山を最前線に配置換え。その後、自陣でのロストが目立つなど耐える時間帯が続いたものの、GK岩崎の勇敢な飛び出しなど要所を締める守備でクリーンシートで逃げ切った。

 そして、後半は苦しみながらも中国を撃破した日本は18日、準決勝で韓国を3-0で破ったU-20北朝鮮女子代表と優勝を懸けて対戦する。

【スコア】
U-20中国女子代表 0-2 U-20日本女子代表

【得点者】
0-1 5分 板村真央(U-20日本女子代表)
0-1 24分 福島望愛(U-20日本女子代表)


【ゴール動画】板村&福島がともに連続ゴール!






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