ボーンマスに苦戦し、敗れたアーセナル Photo/Getty Images
シティ戦に不安残す
アーセナルはプレミアリーグ第32節ボーンマス戦で、1-2と痛恨の敗戦を喫した。首位ではあるが勝ち点は70のまま。
ボーンマス戦では、アーセナルは相手のハイプレスに苦戦しボールロストを繰り返した。ポゼッション率は52.4%と一応上回ってはいるものの、ボールを握って支配したとは言えなかった。ボーンマスはハイプレスを操ることに長けたチームで、アーセナルはビルドアップを封じ込められてしまった。
『The Athletic UK』は、ボーンマスのプレスが、アーセナルにガブリエウ・マガリャンイスを経由したビルドアップを強いることに重点を置いており、ガブリエウはもうひとりのCBであるウィリアム・サリバに比べてボールの扱いに劣ると指摘した。
この点はアーセナルがプレス回避に苦戦した一因かもしれない。この試合のディフェンスラインのパス成功率を見ると、サリバが93%、ベン・ホワイトが88%、マイルズ・ルイス・スケリーが90%を記録しているのに比べ、ガブリエウは77%とやや低い数値となっている(データは『WhoScored.com』より)。
もっとも、ビルドアップの機能不全はガブリエウだけの責任ではないことは明らかだ。GKダビド・ラヤにもMFデクラン・ライスにもパスミスはあったし、ロングボールを蹴らざるをえない場面もあった。チームは何度かプレスを潜り抜けたが、その先でパスミスが発生することもあり、攻撃が繋がらなかった。24分にはラヤからのパスがきれいにカイ・ハフェルツに通ったものの、ハフェルツがガブリエウ・マルティネッリに送ったパスは精度を欠いた。
カラバオカップ決勝でもシティの前線4枚のプレスをかわせず、苦し紛れのボールを蹴らされては回収され、ほとんどペースを掴むことができなかったアーセナル。
次戦はそのシティとの大一番となるが、ミケル・アルテタ監督はシティのハイプレスをかわす策を用意しているだろうか。

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