6月11日に開幕するW杯北中米大会に向けた、壮行試合のアイスランド戦(31日・MUFG国立)の前日練習が30日、会場で行われた。W杯前最後の国際Aマッチに挑む森保一監督はMF遠藤航(リバプール)の先発起用を明言した。

 遠藤は2月に左足首の手術を受けた。この日の練習を終えると、「W杯前最後の親善試合なので、チームとしては勝利を目指すことが大前提になる。いいプレーを皆さんに見せて勝利を届けたい。自分も実戦から3か月以上空いているが、しっかり自分の良さを出したい」と言葉に力を込めた。

 「監督からも『いけるとこまで』と話している。もちろん90(分)やるつもりでやる。立ち上がりから100%でやりたい」。チームの戦い方についても「自分たちから(主体的に)プレッシャーをかけていくところは、自分が入ることでよりアグレッシブにやっていける。あまりブロックを引いて様子を見るような戦い方は、基本的にはしたくない。90分間しっかりプレッシャーをかけた中、自分たちがどれだけインテンシティー(強度)高く続けられるかがチームにとって大事。結果的に自分のコンディションでも(そのやり方の中で)一番いい状態に持っていける」と見据えた。

 森保監督はアイスランド戦限定招集の前主将・DF吉田麻也を先発で約10分間プレーさせる意向を示している。

主将マークは最初から遠藤が巻くとしているが、これについて遠藤は「もう一回監督と話してみます」と語った。自身3度目のW杯へ、長いリハビリ期間を乗り越えた男は「前回大会から大きくメンバーも変わっていない。自分もキャプテンとして関わり、チームで一緒に成長してきた実感がある。前2回とは(違う)特別な気持ちはあるが、平常心で、4年に1回という最高の舞台を楽しむ気持ちも忘れずにやっていきたい」と強調した。

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