トッテナムが新たなスポーツディレクター(SD)として前ドルトムントのセバスティアン・ケール氏の招へいに近づいているようだ。

 現在トッテナムでは前アストン・ヴィラのSDで、2023年10月からテクニカルディレクター(TD)を務めていたヨハン・ランゲ氏が、昨年10月からSD職を務めている。
しかし、ここ最近の監督人事や移籍市場での不調によって今季限りでの退任が既定路線となっている。

 そんななか、イギリス人ジャーナリストのベン・ジェイコブズ氏は自身のX(旧ツイッター)を通じて「セバスチャン・ケールはスパーズのスポーツディレクター就任に向けて最終段階の交渉に入っている。ケールは現在、最有力候補だ」と、トッテナムとケール氏が交渉中であると報じている。

 現在46歳のケール氏は、現役時代にドルトムントで長らくプレーしたのち、2018年にトップチームを統括するプロ選手部門の責任者に就任。その後、2022年夏にSDへと昇格を果たしていたが、先月に双方合意のもとでクラブとの契約を解消していた。

 ドルトムントでのSD在任期間にクラブはタイトルを獲得できなかったが、リクルート部門においては才能豊かな多くの若手を発掘してきた実績があり、その手腕は高く評価されている。

 現時点でプレミアリーグ18位で残留争いに身を置くクラブにとっては残留が最優先の状況ではあるが、ロベルト・デ・ゼルビ監督と長期契約を結んだなかで変革を迎えるクラブにおいて、独特な戦術を採用する指揮官のスタイルに合致するスカッドを構築していくことは急務。

 そういった部分では戦術を落とし込みやすい若手中心の補強が見込まれており、ケール氏のSDとしての特長とうまくマッチする可能性は高いと思われる。
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