首位のバルセロナと9ポイント差で2位のレアル・マドリードは、降格圏一歩手前の17位に位置するアラベスとの一戦に臨んだ。
立ち上がりは少しバタバタした入りとなり、9分にはトニ・マルティネスに枠の左を捉えた際どいシュートを打たれるが、これはGKアンドリー・ルニンの好守で凌ぐ。
時間の経過とともにボールの主導権を完全に握ったレアルだが、相手のコンパクトな守備を前になかなか決定機まで持ち込めない。
それでも、前半半ば過ぎにはエースの積極性が待望のゴールをもたらす。30分、相手陣内中央でアルダ・ギュレルが粘ってつないだボールをボックス手前左で受けたキリアン・エンバペが反転から強引に右足を振ると、相手DFの足に当たってコースが変わったボールがゴール左下隅に突き刺さった。
この先制点によって勢いづくホームチームは直後にもエンバペ、ヴィニシウス・ジュニオールが決定的なシュートで相手GKにファインセーブを強いる。以降は相手陣でハーフコートゲームを継続していく。
だが、前半終了間際にはジュード・ベリンガムのクロスに反応して見事なボレーシュートを放ったエデル・ミリトンがヒザを負傷。プレー続行不可能となり、アントニオ・リュディガーがスクランブル投入される。これで少し嫌な空気が漂ったが、ハーフタイム直前のトニ・マルティネスの右足シュートが左ポストを叩いたシュートはGKルニンが冷静にリカバーして事なきを得た。
1点リードで試合を折り返したレアルは立ち上がりに追加点を奪取。
これで勝負を決めたホームチームは57分にベリンガム、ギュレルを下げてブライム・ディアス、フランコ・マスタントゥオーノを同時投入。さらに、63分にはチュアメニとトレント・アレクサンダー・アーノルドに代えてエドアルド・カマヴィンガ、ダニエル・カルバハルをピッチに送り込んだ。
以降は途中出場の選手が積極的にゴールを目指した一方、チーム自体は省エネモードで時計を進めていく。
なかなかトドメの3点目を奪えずにいると、後半終盤は相手の攻勢を受ける展開に。82分のビクトル・パラダのヘディングシュートは左ポストを叩いて事なきを得たが、後半アディショナルタイムにはアンデル・ゲバラのシュートをゴール前のトニ・マルティネスにワンタッチでコースを変えられて失点。最後の緩みでクリーンシートを逃した。
そして、締まらない終わり方もあって公式戦5戦ぶり勝利もブーイングを浴びる形で試合を終えたレアルは、首位のバルセロナとの暫定ポイント差を「6」としている。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 アラベス
【得点者】
1-0 30分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード)
2-0 50分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
2-1 90分+3 トニ・マルティネス(アラベス)
【ゴール動画】エンバペ&ヴィニシウスのミドル弾

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