全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2026」(23日、新宿FACE)観衆520人(札止め)

 全日本プロレスは23日、新宿FACEで春の本場所「チャンピオン・カーニバル(CC)2026」を行った。

 前売り券が完売した大会。

メインイベントのAブロック公式戦で三冠ヘビー級王者・宮原健斗が「HAVOC」オデッセイと対戦。2戦を終えて1敗1分けと白星がない宮原は、196センチ、184キロのオデッセイの恐竜パワーに苦戦。窮地に追い込まれた一戦だったが最後はオデッセイの突進をかわすと、スクールボーイで丸め込み辛うじて3カウントをつかみ、公式戦初白星をゲットした。

 試合後のリングでマイクを持った宮原は、オデッセイへ最高のリスペクトを表すと「俺の願いを一つ聞いてくれないか?」と投げかけ「俺はアナタ方が所属するHAVOCの入場が大好きなんだ! 今日、疑似で、HAVOCの入場をいっしょにやってくれないか!?」と要望した。

 超満員の会場に喚声とどよめきが交錯するなか「チャンピオン・カーニバル中、申し訳ない。ただ、この中盤戦を過ぎ、終盤戦に向かっていくにあたり、俺にはHAVOCが必要なんだ! ちょっとだけ付き合ってくれ! ミュージックスタート!」とゴーサインを出すと、HAVOCのテーマ曲が流れオデッセイとともに「HAVOC!」ポーズを決め抱き合った、

 仰天のエンディングに宮原は「おい、やったことねえだろ! アナタ方が思っている以上にHAVOCの入場、大変だぞ。みんなこれから心してHAVOCの入場を見るんだ! もう絶対、やらねえ!」と絶叫した。

 バックステージで宮原は「さあ、オデッセイから1勝取ったということで、今週土曜日、埼玉、埼玉県は第二の故郷だ。そして次の日は、どこだ? そう、新潟県だ、新潟三条だ。タロース、三冠戦以来だな。さあ、このままスーパースター宮原健斗が、スーパースターがチャンピオン・カーニバル2026いただくぞ、優勝」と2年ぶり3度目の制覇を誓った。

 敗れたオデッセイは「あと少しで3連勝だったのに。

でも、ケントのことはリスペクトしているし、彼がチャンピオンであることには理由がある。本当にあともう少しだった。もう次の試合が待ちきれない。次からまたすぐに巻き返す。俺たちは、俺たちは、HAVOC!」と気持ちを切り替えていた。

 次戦は25日の埼玉・春日部ふれあいキューブ大会。前売り券は全席完売。これで19日の大阪・梅田スカイビル ステラホール大会から3大会連続「完売」で王道マットの看板シリーズ「CC」の熱が広がっている。

 ◆4・23新宿全成績

 ▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負

○関本大介(4分47秒 ラリアット→片エビ固め)小藤将太●

 ▼第2試合 8人タッグマッチ 20分1本勝負

芦野祥太郎、羆嵐、MUSASHI、〇青木優也(6分12秒 袈裟斬りチョップ→体固め)青柳優馬、青柳亮生、ライジングHAYATO、井上凌●

 ▼第3試合 チャンピオン・カーニバル2026 Bブロック公式戦 30分1本勝負

▲菊田円【1勝1不戦勝1両リン=4点】(10分05秒 両者リングアウト)ザイオン【1勝1敗1不戦勝1両リン=4点】▲

 ▼第4試合 同 30分1本勝負

○鈴木秀樹【2勝2敗1不戦勝=6点】(13分49秒 スリーパーホールド↓レフェリーストップ)本田竜輝【1勝2敗1不戦勝=4点】●

 ▼第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負

○田村男児、綾部蓮、タロース(11分56秒 ダンロック)立花誠吾●、大森北斗、吉岡世起

 ▼第6試合 チャンピオン・カーニバル2026 Aブロック公式戦 30分1本勝負

○安齊勇馬【1勝1敗1分=3点】(18分13秒 ギムレット→片エビ固め)真霜拳號【1勝1敗=2点】●

 ▼第7試合 同 30分1本勝負

○斉藤レイ【2勝1敗=4点】(12分31秒 アイスバイン→片エビ固め)潮﨑豪【2勝2敗=4点】●

 ▼メインイベント 同 30分1本勝負

○宮原健斗【1勝1敗1分=3点】(10分04秒 スクールボーイ)オデッセイ【2勝1敗=4点】●

編集部おすすめ