フィギュアスケート女子で今年の世界選手権で4度目の優勝を果たした坂本花織さんが23日、都内の味の素本社を表敬訪問した。現役ラストシーズンは同社から食事面でサポートを受け、万全な状態に。

2月のミラノ・コルティナ五輪では2大会連続で個人、団体ともに銀メダルを獲得。最終戦となった世界選手権では女王に返り咲き、「本当に心強いサポートをしていただいた。おかげでオリンピックで銀メダル2つ、世界選手権で4度目の優勝を果たすことができた。本当に自分にとって最高のシーズンになった。サポートありがとうございました」と感謝した。

 ミラノ五輪前にはフィギュアスケートの選手、コーチ、スタッフで決起集会が実施された。「フィギュアスケートは個人戦だが、オリンピックは団体戦がある。みんなで一致団結したい、一つになりたい気持ちがあった。そこがオリンピックは特別」と団体への強い思いを持っていた。

 決起集会では坂本さんからの「イタリアで開催されるから、ティラミスが食べたい」の一言で、100キロカロリー以下に抑えた「ご褒美ティラミス」を同社が制作。この日は当時振る舞われたものが坂本さん、同社社員、報道陣に提供された。坂本さんの“乾杯”の合図でその場で全員で食すことに。

すぐさま完食した坂本さんは「めっちゃおいしい。これが選手にとっては染み渡る甘さ。今までの努力を消す甘さじゃなく、むしろやる気をより起こさせるきっかけになるティラミスだった。団体戦もみんな頑張れたし、個人戦まで走り抜くことができた。このティラミスと(ともに決起集会で提供された)ギョーザ丼には感謝しています」と満面の笑みで話した。

 坂本さんの演技前にはファンがSNSで「カオリのスコーンは引き受けた」と投稿するのも話題となっていた。ノーミスの演技ができるようにという意味が込められ、多くのファンがスコーンを食べる習慣があった。そのことにちなみ、全員がスコーンを持ち集合写真に納まった。撮影後には笑顔でスコーンをほおばり、笑顔で社員と交流する姿もあった。

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