モバイルバッテリー「航空機内で使用禁止」「機内への持ち込みも制限」

 相次ぐモバイルバッテリーの発火事故を受けて、日本国内を発着する航空機内では、4月24日からこれまで可能だったモバイルバッテリーの使用が禁止になりました。

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪...の画像はこちら >>

 機内への持ち込みについても「2個まで」に制限され、モバイルバッテリー自体を充電することもできません。

機内で充電したいときは…?

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 (利用客)
 「(Qきょうはモバイルバッテリーを持っている?)妻が1つ持っています。(新ルール追加は)いいことだと思います」
 「旅行先で充電がなくなったらしんどいので、持っていきたい気持ちは大きい。

(Q充電ができないとなると?)死活問題です」

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 利用者の不安に対し、航空会社は…

 (日本航空の職員)「日本航空では一部の機材を除き、機内にUSBやコンセントがございます。これまで通り、快適に過ごせる環境づくりに努めてまいります」

相次ぐ「出火事故」大阪メトロ列車内でも

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 新ルール導入の背景にあるのが、相次ぐモバイルバッテリーの発火事故です。

 4月19日には大阪メトロの列車内で乗客のモバイルバッテリーが発火する騒ぎも。

 消防庁によると、モバイルバッテリーの出火件数は年々増加し、2025年は前年と比べて約7割も増えたといいます。

 バッテリーに内臓されているリチウムイオン電池には可燃性の液体が使われていて、高温の状態で放置したり落下時に衝撃を受けたりすると、ショートして燃えるリスクが高まるといいます。

大阪市内の会社が製造「発火しにくいモバイルバッテリー」

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 そんな中、発火しにくいモバイルバッテリーが登場。大阪市内に本社をおく産業用機器メーカーが製造した商品は、4月21日から販売されています。

 半固体モバイルバッテリー「ソリッズ(SOLIDZ)」
 SOLIDZ Power Bank Model FT
 今月21日から販売(4790円~)

耐久試験 真っ二つに切断しても…

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 この会社が独自に行った耐久試験では、ドリルで本体に5つの穴を開け、さらに100℃の高温にさらし、最後は真っ二つに切断しても発火しませんでした。

 電池の中の液体を一部ゲル状にしたことで液漏れが起こりにくく、発火リスクをおさえたということです。

「半固体技術の普及で事故減少に貢献できたら」

発火が相次ぐ『モバイルバッテリー』航空機内で使用禁止に…大阪の会社は“発火しにくい”新商品を製造「半固体技術で事故減少に貢献できたら」
MBS

 (MAKERZ商品開発戦略グループ 堀俊哉さん)「モバイルバッテリーでこれから半固体(の技術)が普及することによって、事故の減少に少しでもソリッズ(SOLIDZ)で貢献できたらなと

 モバイルバッテリーの使用をめぐる新ルールの追加。国交省は機内に持ち込める個数制限や、モバイルバッテリー自体への充電禁止に違反した場合は、罰則が科される可能性があるとしています。

 (2026年4月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

編集部おすすめ