日本高野連は24日、大阪市内で定例となる第2回理事会を開き、今夏の第108回全国高等学校野球選手権大会でビデオ検証を採用することを発表した。

 各チームの監督は「ビデオ検証の対象となる判定」のみ、9イニングのうち1回のビデオ検証を求めることができる。

判定が変わった場合は、あと1回ビデオ検証を行うことができる。また延長に入った場合は、9イニングの回数にかかわらず、1回の検証を行える。

 ◆ビデオ検証の対象となる判定

(1) ホームランまたはエンタイトルツーベースの可能性がある打球

(2) フォースプレイ

(3) タッグプレー

(4) キャッチまたはノーキャッチ

 〈1〉 外野手によるプレー(フェアかファウルかは問わない)

 〈2〉 内野手が外野方向へ背走し、外野で行ったプレー(フェアかファウルかは問わない)

 ※ 外野かどうかは審判員の判断とする。

 〈3〉 内野手より前方のファウル地域で行ったプレー

 ※ 内野手より前方のフェア地域で行ったプレーは対象としない。

 ※ 内野手より前方かどうかは審判員の判断とする。

(5) フェアまたはファウル

 〈1〉 一塁塁審または三塁塁審の位置より後方(外野側)に落ちた打球の判定

 〈2〉 打者が打ったり、バントした打球が塁審の前で落ちてフェアと判定された場合、その打球が打者または打者の所持するバットに当たったかどうかについては、例外としてビデオ検証の対象とする。

 ※ 球審が打者アウトまたはファウルと判定した場合は対象としない。

(6) 走者に関するプレー

 〈1〉 追い越し

 〈2〉 塁の空過

 〈3〉 タッグアップにおけるリタッチ

 ※ 打球判定(ホームランかどうか、フェアまたはファウル、キャッチまたはノーキャッチ)に関わるビデオ検証が行われた場合は、走者に関する(〈1〉~〈3〉)の判定は対象としない。

(7) ヒットバイピッチ

 〈1〉 ビデオ検証の際にハーフスイングが絡んでいる場合は、球審はビデオ検証の前に塁審にスイングか否かを通常のシグナルで確認する。スイングの判定であれば、ビデオ検証の対象としない。

 〈2〉 ボールが打者に触れたときにストライクゾーンにあったかどうか、および打者がボールに触れるのを回避しようとしたかどうかについては、ビデオ検証の対象としない。

(8) スイング

 打者が打った(バントした場合も含む)が、投球がバットには触れないで、打者の身体または着衣に触れたかどうかについては、例外としてビデオ検証の対象とする。

(9) アマチュア内規〈9〉危険防止ルールに関するプレイ

 〈1〉 全ての塁における判定を対象とする。

 〈2〉 衝突プレイ・正しい塁へのスライディング。

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