◆米大リーグ レッドソックス2―4ヤンキース(23日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が本拠のヤンキース戦に「3番・DH」で2試合ぶりに先発。4打数無安打に終わり、打率は2割6分2厘となった。

チームは、この日3Aから昇格させた23歳の剛腕トーリが6回を投げ11奪三振1失点と好投。2―1で迎えた7回、チーム9試合ぶりの失策も絡んで中継ぎ陣が3失点。5投手で今季最多17三振を奪ったが、今季初の宿敵対決で屈辱のスイープを喫し、ア・リーグ東地区首位ヤンキースとのゲーム差は「7」となった。

 今季11度目のスタメン起用も、吉田のバットから快音は響かなかった。昨年10月のワイルドカードシリーズ第3戦では2安打を放った右腕シュリトラーとの再対決。第1打席はシンカーで二ゴロに倒れ、3回2死一塁で迎えた第2打席はファウルで粘ったが、8球目にシンカーで一ゴロに打ち取られた。第3打席は打球速度101マイル(163キロ)の強い当たりだったが、角度(41度)が付きすぎ、中飛に倒れた。

 シュリトラーは登板前日、吉田について「彼に打たれた2安打は、直球だった。いい打者で、逆方向に打つのが得意なようだった。第3打席に、ようやくゾーンを広げて打ち取ることができた。そこは満足している」と見送ればボール球となる高めの直球で空振り三振を奪った記憶を呼び覚ましていた。一方、吉田は直球、シンカー、ツーシームが全体の約9割を占める右腕に対し、「速い球に合わせていかなければ」と意気込んでいたが…。

 3万6505人のチケット完売となった本拠地は、屈辱スイープに不満とため息が充満していた。コーラ監督は「まだ時期は早い。4月なんだ。引き続きプレーし続けるだけだ」と切り替えを強調した。

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