リヴァプールを所有するフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)でオーナーを務めるジョン・ヘンリー氏が、自身の持つスポーツ事業についてメッセージを残した。5日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が同氏のコメントを伝えている。


 昨シーズン、プレミアリーグを制したリヴァプール。昨夏にはドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツやスウェーデン代表FWアレクサデル・イサクなどをクラブに迎え入れ、大型補強を敢行。しかし、期待とは裏腹に今季のチームは振るわず、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマンに敗れ、準々決勝敗退。プレミアリーグにおいても、首位とは勝ち点差「18」の4位と、目標とはかけ離れたシーズンを過ごしている。

 また、FSGが所有するメジャーリーグベースボール(MLB)のレッドソックスは、2026シーズン開幕から10勝17敗と低迷。先月26日にアレックス・コーラ監督を解任していた。

 ヘンリー氏は『スポーツ・ビジネス・ジャーナル』のインタビューに応じ、コーラ監督の解任について言及しつつ、厳しい視線を送るファンにコメント。勝利への渇望を口にしている。

「ファンは不満を溜めるものだ。レッドソックスは最初の25試合でひどい成績だった。2023年にはリヴァプールがマンチェスター・ユナイテッドに7-0で勝っていた時、上空に『FSG OUT』のバナーを出していたことを覚えている」

「ファンの声を無視しているわけではない。むしろ、さらなる努力をしなければならないと痛感している。
平凡な結果に甘んじてはならないし、勝利する必要がある」

 一部ではアルネ・スロット監督の解任を求め、チケットの価格上昇を批判するリヴァプールファン。クラブはさらに今シーズン限りでスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、エジプト代表FWモハメド・サラーの退団を発表しており、変革の時を迎えている。“勝利”を目指すリヴァプール首脳陣は、昨夏の大型補強から今夏はどのような夏を過ごすのだろうか。
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