◆JERAセ・リーグ 中日0―3DeNA(6日・バンテリンドーム)

 中日は、今季6度目の完封負けで、今季ワーストの4連敗を喫した。

 先発・涌井は、6回8安打3失点で今季初黒星。

140キロ後半の直球と多彩な変化球を生かした緩急ある投球で、2回まで無失点。3回2死から、四球と単打で一、二塁とピンチを広げると、度会の左前適時打で先取点を与えた。

 5回には、1死満塁から、5番・佐野に押し出しの四球でさらに1点を献上。続く三森にも中犠飛を許して、この回に2点を失った。「2死からの死球で相手に流れを渡してしまい、結果、独り相撲になってしまった」とうなだれた。

 今季初登板となった4月29日の阪神戦(バンテリンドーム)では、6回1失点で初勝利を挙げた右腕。109球の熱投を見せるも、2連勝を逃した。

 打線は、先発・ジャクソンを前に7回まで5安打無得点。チャンスを作りながらも、1点が遠かった。

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